大阪・隆祥館書店さんのHP

http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/2018/06/2018729-%E6%88%A6%E4%BA%89%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%81%A8%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%80%85%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%9B%B8%E5%BA%97-%E7%99%BA%E5%88%8A%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88-%E7%AB%…

告知

告知4: 隆祥館さんでのトークライブが近づいてきました。 本書の執筆動機を「おわりにかえて」の中で書いております。 その中から一部を抜粋したものが下記です。「戦争体験と経営者」というテーマは、知人のジャーナリストとの雑談から生まれた。私が取材…

大阪・隆祥館書店さんでのトークイベント

告知3: 7月29日の大阪・隆祥館書店での「戦争体験と経営者」(岩波新書)の発刊記念イベントのチラシができました。関西方面にお住みの方は、ご参加いただければ嬉しいです。私も、この機会に読者の「声」をお伺いするとともに、今後は直接、読者との触れ…

新刊書「戦争体験と経営者」(岩波新書)

7月20日発売の『戦争体験と経営者』(岩波新書)の目次を紹介したいと思います。はじめに 執筆に至った経緯と私の思いを書いています。第1章 戦地に赴くということ 中内 功(ダイエー創業者) 堤 清二(セゾングループ元代表)第2章 日本軍は兵士の命を軽…

鹿砦社代表、松岡氏のFBより

私たちがこの2年間支援してきた「カウンター大学院生M君リンチ事件」ですが、去る3月19日の一審大阪地裁判決に対してM君は大阪高裁に控訴しました。これについて被害者のM君が昨日、これまでの「総括」、反省、そして控訴審への決意表明をツイッターで行い…

日本の家電産業の消滅

かつて世界の家電市場を席巻した日本の家電メーカーが、消滅しつつある。 三洋電機、日本ビクター、シャープ、そして東芝。経営破綻するか、他社から買収されるか、事業を売却するか、その対応はさまざまだが、要するに「弱体化」の結果である。いや家電産業…

戦争は、人間から「人間性」を奪う

今年の夏はNHKスペシャルが「731部隊」など日本軍の戦争犯罪や、戦争が国民にもたらす悲惨な現実を特集した番組を連日放送した。日本軍の「独走」とはいえ、やはり日本人として自分の国の戦争犯罪をドキュメンタリー番組で明らかにされるのはつらいものがあ…

私の最新刊『日本企業が社員に「希望」を与えた時代』(七つ森書館)が発売日を迎えました

4月に入ってから就活が本格化し、街中でもそれらしき一群と遭遇することが多くなりました。みなさん、慣れないスーツ姿と緊張感のある表情をされています。個人的に派、みなさんが希望の就職先から内定をもらえることを祈念しております。その一方で、就職…

自分の目で確かめたい。転載→「共謀罪」の成立を目指す日本政府に対する警鐘

2017.5.20 国連プライバシー権に関する特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏による日本政府に対する質問状について(解説) 海渡 雄一(共謀罪NO!実行委員会) 国連プライバシー権に関する特別報告者であるジョセフ・ケナタッチ氏が、5月18日、共謀罪(テロ…

『日本企業が社員に「希望」を与えた時代』(七つ森書館)を上梓した理由

5月22日に『日本企業が「希望」を与えた時代』を上梓する。 この作品は、いままで私が書いてきたテーマ設定や執筆の経緯が少し違う。というか、初めての経験といってもいい。そこで、その経緯と私の意図を少し説明をしておきたいと思う。 それまでのテーマ…

自動運転車に「クルマ」の未来はあるのか

私のメルマガ「企業は人なり」(第34号)の今年最後の配信を、昨日、30日に行いました。 今回は珍しく自動車の未来について触れました。今年の9月、IT企業の雄であるアップルとグーグルの2社が「自動運転車」の開発から撤退することが明らかになりました。と…

富士山の雄姿を眺める日々

朝5時半に起床し、久しぶりに早朝散歩。 途中でタバコを買ってぶらぶら歩くと少し冷たい風が心地よい。 少し明らんだ空を見上げながら歩くと、いままで見えなかった風景が目に入ってくる。帰宅後、いつものように執筆に取りかかる。 疲れると、椅子を回して…

リアルな映像とは、価値ある映像とは

私が執筆する部屋のベランダ越しに富士山が見える。毎日、富士山の雄姿を見ていると、刻々とその姿を変えているのがわかって興味深い。 同じ白い雪をかぶった姿でも、早朝、朝、昼、午後では光りのあたり具合でまったく違うからだ。多様な「白さ」とともに、…

銀座のオアシス 屋上ギャラリー「枝香庵」

先日、銀座の小さな画廊「枝香庵」で開催されていた絵画展に行ってきました。 ここ最近、仕事部屋にこもっての執筆が続いていたので、自分へのご褒美のつもりでオープンと同時に入店しました。枝香庵は、ビルの小さな一室と屋上を展示場にしたギャラリーです…

セブン-イレブンの「お家騒動」に思うこと

4月19日の取締役会で、 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は 会長兼CEO(最高経営責任者)の鈴木敏文氏の退任を正式に決めた。鈴木氏に代わって、新しくその椅子に座るのは、 セブン−イレブン社長兼COO(最高執行責任者)の井坂隆一氏である。 100%子…

「君がいる場所、そこがソニーだ」(文春新書)

3月18日発売予定の弊著「君がいる場所 そこがソニーだ」(文春新書)の見本が、届いた。帯の写真には、ソニーの2人の創業者、井深大さんと盛田昭夫さんの若い頃のものを使いました。若い頃の2人の創業者の写真を使うというアイデアは、担当編集者のものです…

メルマガ創刊 1カ月の奮戦記

1月30日にメルマガ「ノンフィクション作家・立石泰則の『企業は人なり』を創刊してから、そろそろ1カ月になります。不定期便(まぐまぐでは「号外」扱いになりますが)を含めて4回、配信しました。その間は、初めてということもあって、メルマガの先輩に…

メルマガ始めました

ほとんど開店休業状態の当ブログですが、1月末からメルマガを始めましたので、こちらへ書きたいことを移していく予定です。年内には閉鎖したいと考えています。ご興味のある方は、私のメルマガのほうをよろしくお願いします。http://www.mag2.com/m/00016712…

ソニーのデザインの源流

取材の帰り道、銀座のソニービルに立ち寄った。8階のオーパスで、ソニーのデザインの歴史を振り返る展示会をしているという話を聞いたからだ。結論から先にいえば、展示会場は違和感の連続で「何が」言いたいのか、いや「何を」伝えようとしているのか、さ…

シャープの「悲劇」

『文藝春秋』(7月号)のシャープ物語を読む。 タイトルは「早川家VS.佐伯家 シャープ二つの創業家『百年の恩讐』」とある。物語としては面白いが、著者が技術(の流れ)に詳しくないためシャープの液晶ビジネスの失敗が情緒的な分析に終始していることにや…

ソニーの経営方針説明会@港南本社

2月18日に開かれたソニーの経営方針説明会に出席した。 いずれ詳細は、どこかの媒体で書くことになると思うので、ここでは当日の印象や質疑応答等で感じたことをメモ程度に記したい。 ソニー本社(港南)の二階会場で、私は中央の列の真ん中ほどの席に陣取…

CP+

パシフィコ横浜で開催された「CP+ 2015」に2月13日(金曜日)に行く予定にしていたのに、なぜか日付を勘違いして14日(土曜日)に行くハメになった。どうやら最近、ボケが少し始まったような気がする。土曜日ということもあって、午後からは一般ユーザーの…

シャープへの期待

シャープ、ソニー、パナソニックといった大手家電メーカー3社の2014年度第3四半期決算発表が終わったが、いま不思議な気持ちでいる。 もっとも数字的には業績回復の兆しが明らかで、今後も成長を期待させるパナソニックの株価が発表以降、あまり上がってい…

VAIO株式会社 新製品発表会&VAIO Meeting 2015

昨日(2月16日)株式会社VAIOの新製品発表会が渋谷の「ヒカリエ」で行われた。発表それ自体は、いつもの発表会で進行を含め何も目新しいものはなかった。社長の関取氏が延々と意気込みを語り、商品プロデューサーが延々と新製品の素晴らしさを説明するとい…

15年前のある「建白書」

資料整理をしていたら、未整理のファイルから感熱紙のFAX用紙が出てきた。 すっかり色褪せ、茶色に変色していたが、そこには懐かしい名前が書かれていた。 いまから15年前、友人が新しく社長に就任したかつての上司に勤務先の会社の問題点を指摘し、その改革…

「週刊東洋経済」の独占インタビューはフェアか

「週刊東洋経済」の鴻海精密工業トップ、テリー・ゴウ氏の独占インタビュー記事を読む。 タイトルが「シャープとのすべてを語ろう」で、中吊り広告は「シャープに騙された」とあったから、かなり期待して読んだ。そして見事に期待外れの記事だった。いつから…

消えゆく「SONY村」(東京新聞)を考える

昨日(7月5日)、ソニー本社会議場で行われたソニーフェア(首都圏の合同展示会)を見学し、現場の「元気」をもらって帰宅。すると、家内が「これ見て、いったいどうなってるの」と東京新聞夕刊を持って、私を迎えた。東京新聞夕刊の一面に「消えゆく「SON…

SONYとリストラ

幼い頃から夢をよく見る。 長じてからは、1日に2本も3本も違う夢を見ることが増えた。 最近では、ソニーがリストラを発表するたびに夢を見るようになった。 取材先でお世話になった人たち、現場(現地)の責任者、中堅社員、若手。あるいは工場の現場でラ…

絶望の国

以前、国内外の鉄道や地下鉄の車両を建造する企業の工場を見学したことがある。そのとき、アメリカの地下鉄の車両がとにかくガタイは頑丈、重い鉄鋼類をたくさん使われているように見えたのに対し、日本のそれは車体は洒落たデザインとともに軽く、スピード…

ラスベガス

ラスベガスを舞台にしたCSI(科学捜査班)をHuluで視聴していると、いろんなことを思い出す。 初めてラスベガスを訪れたのは、いまは廃止になった世界最大のPCの見本市「コムデックス」の取材だった。当時、ソニーは家電メーカーの中でデジタルネットワーク…