自動運転車に「クルマ」の未来はあるのか

私のメルマガ「企業は人なり」(第34号)の今年最後の配信を、昨日、30日に行いました。
今回は珍しく自動車の未来について触れました。

今年の9月、IT企業の雄であるアップルとグーグルの2社が「自動運転車」の開発から撤退することが明らかになりました。とくにグーグルは、早くから自動運転車の開発に取り組み、自動車メーカーに先んじていたイメージがあったので、私も少し驚きました。

実際、グーグルは、いわゆる「グーグルカー」を試作し、記者発表まで行っています。そのグーグルにいったい何が起きたのか。撤退の原因については、すでにメディアでいろんな指摘がなされていますので、自動車産業に不慣れな私が改めて分析する必要は感じませんでしたので踏み込みませんでした。

ただ日本が先進工業国であるとするなら、先進工業国のメーカーの研究開発はどうあるべきかという視点で、「自動運転車」について考えてみました。

自動車メーカー各社では、それぞれ取り組みを進め過熱気味になっていますが、果たして「自動運転車はクルマの未来になるのか」というのが私の疑問です。一読して感想をいただければ、幸いです。

今年1月末から始めたメルマガですが、なんとか1周年を迎えることが出来そうです。来年は「ストーリー性のある企業物語」を連載する予定です。

第1回は「富士通」を予定しています。
電電(現、NTT)ファミリーという下請け会社から世界的なコンピューターメーカー、さらに総合エレクトロニクスメーカーへ成長する過程には、「個人」を活かすために個人の都合に会社の規則を合わせるというトップの決断があったこと、そして企業が変わるには会社の有り様を否定する優秀な個人が必要であることを書きます。

本当に「会社が変わる」ためには、個人が活かされることが必要不可欠なのです。そのことを、「事実」として書きたいと考えています。

来年もよろしくお願いいたします。

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