直木賞授賞式&パーティ

 友人の白石一文氏が直木賞を受賞した。
 その授賞式が東京會舘で行われた。文学系の授賞式に出席するのは初めてだったが、盛大だったのには驚かされた。やはり、直木賞は別格なんだなとしみじみ思った。ノンフィクション畑の私には、知らない顔が多く、変な気分だった。

 しかしかつて一緒に仕事をした文春の編集者たちから次々と声をかけられ、懐かしかった。喉頭癌で入院中の白石氏の父、一郎氏を見舞った時のことが思い出された。親子二代と簡単にいうが、7回も落選した父上のこと思うと、白石氏も複雑な心境ではないかと推測した。

 いずれにせよ、直木賞受賞は本当に良かったと思った。
 夫人も含めいままで応援してきた人たちも本当に嬉しそうにしていた。

 この日は、ちょっと深酒をしてしまった。